目がかゆくて目薬無しでは生きてけない4月の疋田です

不動産担当してます

今年の庄内は晴れが多くて気持ち良いですね

ばんけ（フキノトウ）が終わり、そろそろタラの芽が出てきた頃でしょうか

私、タラの芽大好きです。揚げても茹でても美味いですよね。

たくさん採られた方、お待ちしてますよー。

苦くて食べられない人もいるかもしれませんが、タラの芽もワラビも苦みはとても体に良いと聞きました

苦いというのはその植物の肝（キモ）であって、お魚の肝も貝の肝も苦いけど美味いし栄養がある

春の苦みは栄養があるので、どんどん山菜を食べて栄養を付け、やがて来る暑い夏に向けて備えましょう

そんな事を思ってたらなんと！うちの敷地辺りにタラの芽の木がありました！

しっかりタラの芽も食べ頃です　ｳﾏｿｰ

私の悪い手がつい採ろうとしてしまうのですが、これは果たして採って食べても良いのでしょうか？

実は雑草のようでも人んちの敷地に生えている植物は所有権は土地所有者にあります

うちのこのタラの木もお隣の土地に生えてて、芽は上空で越境してこちら側に出てますが、実は法的に採ってはいけないのです

上空の越境はダメなのですが、根っこの越境は採る事が出来ます
つまり上空に実っているリンゴは採れないけど、土の中のサツマイモは採れるのです

隣地の木が越境して来てて邪魔な時は切らずにお隣に「切ってくれ」と催告する必要があります
下手に切ってしまうと器物破損に問われかねないのでお気を付けくださいね

ここで樹木が越境していて困っている時の対処法をお伝えします

民法がそのままそれに当たりますので掲載しときますね

なお、2023年5月に改正され、場合によっては隣地の木を切る事ができるようになったようです

民法233条（竹木の枝の切除及び根の切取り）
1　⼟地の所有者は、隣地の⽵⽊の枝が境界線を越えるときは、その⽵⽊の所有者に、その枝を切除させることができる。
2　前項の場合において、⽵⽊が数⼈の共有に属するときは、各共有者は、その枝を切り取ることができる。
3　第⼀項の場合において、次に掲げるときは、⼟地の所有者は、その枝を切り取ることができる。
　⼀　⽵⽊の所有者に枝を切除するよう催告したにもかかわらず、⽵⽊の所有者が相当の期間内に切除しないとき。
　⼆　⽵⽊の所有者を知ることができず、⼜はその所在を知ることができないとき。
　三　急迫の事情があるとき。
4　隣地の⽵⽊の根が境界線を越えるときは、その根を切り取ることができる。

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不動産事業部

疋田　司