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家づくりの質問にご回答
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不動産屋としてとても大切な事

  • 疋田 司

秋になり夜になると虫たちの声がその実感を沸かせます

あっという間の夏は楽しみましたか?
まだまだ暑いのでどうぞみなさまご自愛ください


さて、そんな暑い日に少し涼しくなるお話

不動産でよく話題となる事故物件のお話です



みなさん『事故物件』ってご存じでしょうか?

最近は映画の題名にも使われたのでだいぶ浸透しているかと思います。

しかしその中身はもしかしたら知らないのではないでしょうか。

事故物件とは、土地や建物のどこかで事件や事故があったり、

または亡くなってから時間が経って見つかったため、特殊清掃が必要だったりした物件の事です。


特に殺人や自死があった物件がわかりやすい例なのですが、

「それを事前に知っていたら買わなかった」という事象はすべて説明義務があります。

もちろん、ひとそれぞれ判断基準は違いますが、気になる事は買い手側に説明しておいた方が無難です。

ただ、自然死や一定の事故死などは説明不要とされていますが、すぐに見つかった場合や不審死でないことが前提です。


なお今は国交省の決まりで、重要事項説明書に告知書(状況確認書)を添付することが義務付けになりました。

その中には、「この物件で発生した事件や事故について」の項目があり、過去歴の有無をチェックして、もし有った場合はその詳細を明記しなければなりません。そして最後には確認した際の売主の記名押印が必要なのです。

つまり、隠したりごまかしたりすることができなくなっているのです。


もし仮に、みなさんの不動産で事件や事故があったとしても状況によっては説明不要な場合や、

値段によっては「買いたい」という方がいるかもしれません。

そのためにいるのが私たち不動産屋さんですので是非ご相談ください。


ちなみに私個人の見解は、

人は誰でも生まれて死んでいくのだから場所は選べない。

これは自然なのだから仕方のない事だと思っています。

だから事故物件に対して怖いとか気持ち悪いとかの概念がそもそもない。

これまでご先祖さまや前の所有者に大切にされてきた不動産なんだから

これからも大切にした方が良い思っています。

特に信心も何もありませんが、次の方が幸せになれるよう祈って内覧しています

疋田 司
PROFILE

この記事を書いたスタッフ

宅建士としてみづほ不動産を1人で担当してます。
その傍ら中学生女子バレークラブチームと子ども食堂を主宰しているのですが、今人生が楽しくて仕方ありません。
6度の転職で培った豊富な経験を不動産のお取引にも生かしています。

空き家をどうしたら良いかわからない時はどうぞ「みづほの実家じまい」をご利用ください。
お家の中に残っているお荷物はそのままで買取や売買仲介をいたします。